ーーーーどんなに安全運転をしていても、運悪く飛び石被害に遭遇してしまう事はあるものです…。

もちろん、出来る事なら遭いたくないトラブルですが、もしもお車のフロントガラスにひび割れや欠け等があると「危険」であるばかりでなく「車検に合格出来ない」事もあり、可及的速やかに何らかの対処が必要となってきてしまいます。

その対処は、大きく分けて２つ。

まず１つ目はオーソドックスに、
「フロントガラスの交換」。

パッと頭に浮かんでくる選択肢でしょう。

新品になるわけですからベストな措置だと言えますが、費用面を筆頭に懸念もおありかと思います。

そして２つ目。

「フロントガラスリペア」という修理方法です。

とりわけここ数年、「ガラス交換」に代わり「ガラスリペア」を選択されるお客様が飛躍的に増えています。

ーーーー現在のほとんどのお車のフロントガラスは、割れた時に飛び散らないようにとの安全上の観点から、２枚のガラスで１枚の中間膜（ポリビニールブチラールというビニールシート）を挟みこんだ、３層構造の「合わせガラス」になっています。

１９８７（昭和６２年）９月以降に生産された自動車（国産車も輸入車も）には、この３層構造のフロントガラスの装着が法律により義務付けられました。

（上の写真のように国産車は〄マーク付近に「LP（もしくは「L」）」とあるのがお分かりになるかと思います。これが「合わせガラスですよ。」という意味合いの表記です。）

この構造の特性上、亀裂や剥離のほとんどは中間膜までは達しておらず、たいていは外側のガラス１枚だけが損傷している状態なのです。

その、損傷した外側のガラス傷内部の空気を取り除き、ガラスの屈折率に近いアクリル樹脂（レジンと呼ばれる液剤）を圧入し、紫外線を当てて硬化させる修繕方法を、あまねく【ガラスリペア】と呼んでいます。

ーーーー金属バットでフルスイングした場合のような、いわゆる内側のガラスにまでダメージが達してしまったような大きい損傷はリペアでは不可能ですが、走行中に遭遇した飛び石被害のほとんどのケースはリペアで修復が可能です。
５００円玉で隠れる（直径３cm以内の）傷であるかどうかを、修復可能であるか否かのひとつの目安にして下さい。

しっかりとリペアが完了すれば、車検にも間違いなく通ります。

強度が劣ることもありません。

そしてなによりガラスリペアの秀でている点は、何と言ってもその「コストパフォーマンス」。

車種にもよりますが、約１０万円前後掛かるガラス交換に比べて、当店のガラスリペアなら１３,０００円（税別）から承っています。

そして時間的にも大幅な節約が見込めます。

また資源ゴミを増やさないという観点からも、エコロジーな修復法と言えるでしょう。

ーーーーと、ここまでだと良い事づくめに思えるガラスリペアですが、反してデメリットもあります。

新品になるわけではありませんので、パーフェクトなリペアを終えても、わずかな修理跡（水滴の吹き残しのような小さな白い点）が残ります。角度によっては若干の反射を示す事もあります。

よって運転席正面等の視界に入りやすいエリアのリペアだと、気になる方にはお薦めしないケースもあります。

「交換」も「リペア」も、やはりそれぞれ一長一短があります。

本題からはちょっとお話が逸れてしまいましたが、以上取り急ぎ簡単に【ガラスリペア】というものについてご説明させていただきましたが、ざっくりとお分かりになっていただけましたでしょうか？

ーーーーもしも万が一、飛び石等の被害に遭われてしまった場合…、

まずは、「交換」か、「リペア」か…。

そして、リペアをご決断されたなら、どちらのリペアショップさんにご依頼されるか…。

当店ホームページをじっくりとご覧になっていただき、他社様等と充分比較されました上で、当店もご依頼の候補のひとつとしてご検討いただけましたら幸いでございます。

なお、ひとつでもご不安があるとなかなかご決断に踏み切れないと思います。リペアに関してご不明な点やご質問等ございましたらどんな事でもお気軽にお尋ね下さいませ。

リペアの利点も欠点も含めて、しっかりとお答えさせていただきます。

ご連絡お待ちいたしております。

ガラスリペア工房（Glass Repair Factory 関東）
代表　川添　茂